サステナビリティガイドライン
はじめに
トーヨーメタルは1959年に創業して以来、お客様に必要とされる会社であり続けるため、「生産技術の開発」、「加工方法の開発・改善」を積極的に進めて参りました。 2018年には経営体制が変わり、「Succession+Challenge+Change」をスローガンに掲げ、60年以上かけて培った事業の継承に加え、新しい事に挑戦し、昨日よりも進化している今日を目指します。 低温溶接棒の製造、熱交換器構造部品の金属加工に続き、中長期の柱になるような新製品の開発・新規分野へ挑戦することで、事業を通じた社会的価値の創造に取り組み、新たな成長ステージへ向けた持続的な経営を目指してまいります。 コンプライアンス(法令およびその精神の遵守)を土台としたうえで、社会課題に対応することが当社の使命だと考えます。 この度、行動規範として、「法と倫理の遵守」「人権の尊重」の項目を中心に、「サステナビリティガイドライン」を策定しました。 本冊子は、サステナビリティを推進するに当たり、基本的な考えを共有することにより、トーヨーメタル株式会社役員社員一同組織的に取り組む為にまとめましたので、ご活用下さい。
行動規範
- 法律と規制
私たちは、①従業員が働く国、地域レベルの関連法令および適用法令のすべて、②本行動規範を遵守します。
- 雇用契約
私たちは、労働・社会保障の法令下で、公正で完全かつ正確に規定された、
従業員の権利を保護する雇用の規則と条件を採用・遵守します。 - 健康と安全
私たちは、すべての従業員に対し、安全かつ健康的な環境を提供し、従業員の健康および安全を適切に管理します。 - 化学物質管理
私たちは、環境汚染の可能性がある化学物質の安全な管理を行います。製品については、各国・地域の法令で禁止された化学物質を、製造工程においても当該国・地域において含有しません。 - 差別
私たちは、従業員の雇用期間、報酬、昇進、雇用の終了などの処遇に関して、人種、皮膚の色、性別、年齢、出身国、先祖、信仰、性的指向、性別同定、身体・精神障害、医学的状態、疾患、遺伝的特徴、妊娠、社会経済的状況、政治的見解などのあらゆる側面において差別を行いません。すべての雇用の決定は雇用機会均等の原則に基づいて行います。 - ハラスメント、虐待、懲罰手続き
私たちは、従業員の人権を尊重し、言葉による虐待、精神的、肉体的虐待、
また、性的嫌がらせを含むいかなるハラスメントも行いません。 - 環境
私たちは、事業活動を行う国や地域で適用されるすべての環境法を遵守します。 - 責任ある調達とトレーサビリティ
私たちは、生産パートナーとともに、原材料の産地から最終製品化工場までのサプライチェーンの全段階において
透明性とトレーサビリティを確立します。 - コミュニティ
私たちは、事業活動およびその他の地球環境保全活動、慈善活動などを通じて、
地域の振興、および地元コミュニティの発展に貢献するよう努めます。
今後の改定
本行動規範は、環境の変化やトーヨーメタルによる取り組みの進捗に沿って内容を改定し、WEBサイト上で公開します。WEBサイト上で公開した時に本行動規範は効力を発効し、私たちは、改定後の本行動規範を遵守します。
2025年7月制定
サステナビリティガイドライン
2025年8月 第1版 発行
問い合わせ先: トーヨーメタル(株) 総務部 CSR推進室